方針 policy 2004 8 6

 これは、時々、聞かれることですが、
なぜ、このサイトは、株式投資のサイトなのに、
個別銘柄についての解説がないのか。
それどころか、個別銘柄だけでなく、
日経平均株価の予想すらない。
こういう指摘があります。
 これに対して、何と回答してよいか困ります。
お盆が近いので、仏教的に答えましょうか。
 私は、子供の頃に、仏教物語を読んだことがあります。
それには、こう書いてあったのです。
 釈迦は、月が、どこにあるかを教えることはあっても、
実際に、月を指し示すことはしなかった。
もう少し、わかりやすく言えば、
月の運行を、教育的に教えることはあっても、
実際に、月を指で指して、「あれが月だ」と言わなかったということです。
 つまり、先生は、弟子に、
「月は、どういう動きをするか」ということを教えることはあっても、
実際に、月を見るのは、弟子自身であるということです。
 これは、別の意味もあります。
先生がいなくなっても、弟子だけで生きていけるように配慮したのです。
 以上、少し、格好が良すぎることを書きました。
お盆の準備を考えていて、つい話が仏教的になってしまいました。
 本当は、他人の商売を邪魔しないためです。
株式市場には、投資アドバイザーや投資助言者として、食べている人たちもいるのです。
こうした人たちの商売を邪魔しないように配慮しているということです。
 ただし、今後、日本の代表的な銘柄には、
個別の解説をすることは、可能性としては、あり得るということです。
また、新興市場については、あまりに解説が少ないので、
これも、可能性としては、あり得るということです。


















































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